Wireless Network 2002/01/25

■買ったもの
 2001/12/22に池袋ビックパソコン館で購入
 MELCO WLI-CF-S11G(14,800円):ドライバクライアントマネージャ
 MELCO WLA-S11G(17,800円) 

 
スマートメディアとCFと無線CFカードのサイズ比較   左:TYPE1(厚3mm,長36mm)
右:TYPE2(厚5mm,長58mm)
 ※個人の計測値です

■これを買った訳
 約1年前に、会社で無線LANを実証採用したものがメルコ製品でした。会社の場合、TCP/IPだけで無くネットウェアのIPX/SPXを安定して使用できなくてはいけなかったためです。当時(2001/02)は製品も少なく、ある程度の稼働実績が報告されていたのはメルコ製品だったのです。ま、実際に買った時(2001/06)には、他社の製品にも実績があがってきた訳ですが(笑)
 それと、うちにあるパソコンはPCカードスロットがCFサイズ(TYPE-2)とフルサイズ(TYPE-2)であり、フルサイズの方は、上記の図にあるスマートメディアアダプタやCFアダプタで授受することが多いので、LAN関係はCFスロット又はUSBを使いたいと思っていたのです。

 
IBM ThinkPad i1620のCFスロットに差し込んだ状況   約10mmほど出っ張るが邪魔ではない位置。

■セッティング
 基地局は箱から出してルータへツイストで接続。ACアダプタも刺してOK。これだけ。
 ThinkPad i1620(Windows2000)は全然問題なし。今まで使用していたUSB接続のLANカードを抜いて電源断。ウルトラベースをドッキングして起動後、無線CFカードを刺してCD−ROMからドライバ適用で認識。クライアントソフトで基地をキャッチして、基地のIP設定すれば、もうインターネットの世界です。
 Thinkpad X22(Windows2000)がやっかいでした。こいつは内蔵LANがあるんですが、これが邪魔をしてうまくいかなかった。でも、IBM謹製のAccessConnectionsで内蔵LANと無線LANを環境分けして再起動したら、何もなかったように使用できるように。う〜む、さすがIBMだわ。X22では、会社での有線,無線、自宅での有線,無線と4種類の接続方法を簡単に棲み分けすることが出来るようになりました。凄げ〜。

 
基地も小さくなった。   基地のアダプタがマッチよりも小さくなったのにはビックリ

■使用感
 現状では、製品的に文句の付けようが無いですね。あるとすれば価格でしょうか。ほぼ定価販売なのがげんなりしちゃいます。秋葉原でも約1割引きがいいところなので、どうしようもないんでしょうかねぇ。

 うちは3LDKな鉄筋マンションですが、中央のリビング周辺に基地局を置けば、部屋内では、どこもかしこも100%な感度です。端末←→端末でも実効で5〜6M出ているので満足ですな。

 製品のパッケージではサスペンド等に非対応で電源管理を止めるように書いてあるのですが、Win2000のスタンバイでは問題なく使用できております。スタンバイ中での抜き差しでも問題無し。めっちゃ便利です。サスペンド直後にBecky!InternetMailが動作したりするとメール受信が出来ないなんて怒られますが(笑)、ご愛敬って事で。約2〜3秒もすれば正常にネット出来ます。

 バッテリ(双方とも新品購入1ヶ月)での稼働時間は下記のとおりです。省電力設定はThinkPad機能設定のデフォルト状態。思った以上に電気を食いますねぇ。液晶を暗くして限界まで使用すれば+1時間を見込めます。X22の最長で4時間だったような...。
 ThinkPad i1620(Windows2000):約2時間〜2時間半
 Thinkpad X22(Windows2000):約2時間半〜3時間

Copylight ThinkPad-User Since2000/04/19 back home!